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18 2010

MINI

総称として「ミニ・クーパー」と呼ばれ易いのですが、そもそもは「ジョン・クーパー」の手掛けたチューニング・モデルを指しています。
1959年夏/MINI(ADO15)は、バッジ・エンジニアリングにより「AUSTIN/オースチン・セブン」「MORRIS/モーリス・ミニ・マイナー」の両ブランドからデビューしますが、エンブレムとグリル以外は同型車で848ccでした。

遅れて61年10月/高性能モデルの「ミニ・クーパー」が登場し、997ccのスタンダード・クーパーは50%の出力UPとデラックス仕様の内装が与えられました。(※他のシリーズと異なり、クーパーの形式名称はADO50となる)
63年には、更なるスーパーモデル「クーパーS」がデビュー。Mk-lでは970cc/1071cc/1275ccの3タイプが生産されますが、Mk-lllまで生き延びた1275Sも71年7月で姿を消すのです。

その一方で、ミニは次々とバリエーションを増やします。最初は商用車の「バン」が60年1月/発売され、同年9月には木枠のついたエステート・モデルが登場し、オースチン・ブランドでは「カントリーマン」モーリス・ブランドは「ミニ・トラベラー」という名称になります。(※木枠の無いオール・スチールモデルもありました)
61年8月に「ピック・アップ」も加わり(67年/OPで998cc追加)、殆ど変更もなく82年まで生産されますが、バンと同様に最後までアウター・ヒンジのままでした。同年10月になるとラインナップはピークを迎え、ハイ・クレード版の「ライレー・エルフ」と「ウーズレー・ホーネット」が加わり、内装はゴージャスに本革シートやウォールナット・パネルが装備され、リヤに拡大されたトランク・スペースが付けられた。(※Mk-lllモデルになると、他と同様に巻き上げ式ウインドーになります)

ミニには8年半乗っていたので、色々な思い出(前記事参照)がありますが、Mk-lモデルへ多くのオーナーが回帰するのは、やはり本来のミニらしいカタチを求めてしまうからなのです。Rosso Nov.1999/NEKO PUBLISHING CO.,LTD.