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14 2009

GIULIETTA

クルマに色気というのも妙な話だが、ヒストリック・モデルの中にはそういう艶を感じさせるモノがあるのだ。ロミオとジュリエットにちなんで付けられたジュリエッタ750シリーズは、クーペ(sprint)・セダン(berlina)・オープン(spider)の3タイプがラインナップされた。
54年4月・最初のデビューは、当時ベルトーネに在籍していたフランコ・スカリオーネによるデザインのスプリントで、翌年に自社デザインのベルリーナとピニンファリーナによるスパイダーが加わり、56年には高性能バージョンのベローチェも追加されている。

036-2.jpgその内装も、ホーンリングの付いたステアリングにコラムシフト等がとても良い雰囲気で、ベルリーナにはベンチシートも採用されている。
※フロアシフトはオプションで、スパイダーのみフロアが標準だった。
58年よりマイナーチェンジし、後期モデルの101シリーズとなり、スプリント&ベルリーナのフロントグリルが格子型へ変更されヘッドライトやテールも、見栄えが悪くない程度に大型化された。翌年スパイダーも三角窓とテール等の細かい改良が施され、オプションでハードトップも用意されている。

更に60年・2台のスペシャルスプリントがデリバリーされる。SZ「スプリント・ザガード」とSS「スプリント・スペチアーレ」である。100HPにチューンナップされた1.3ℓエンジンを載せ、SZはレーシーなアルミボディ・メイドなのに対し、SSはラグジュアリーなグランツーリスモだった。
そして62年、妹のジュリエッタから姉のジュリア・シリーズへとバトンタッチするのだ。

この年代の眺めていて飽きないボディ・ラインには、今のモデルとは趣きの違う艶があった。そんな「HISTORIC ALFA」が大好物なのです。Rosso Dec.1999/NEKO PUBLISHING CO.,LTD.