06
2009
MG
- CATEGORYHistoric models

翌年にはクーペモデルも加わり、さらに人気は高まっていくのだ。この好調振りに拍車をかける為、58年にはMG-Aツインカムもラインナップされるが、4割増の価格とエンジントラブルが集中し2111台で生産中止となります。
59年にはボアを拡大し1600に発展したMG-Aは、61年にMk-2へ進化し次期モデルに繋ぐ62年まで販売され、62年9月にはMG-Bがデビューし、このモデルは18年に渡るロングセラーになるのです。
モデルチェンジして50年代の丸みが削られたモダンなプロポーションになり1792ccまで排気量UPされ、3年後にはMG-B・初のクーペボディとなるMG-B GTがバリエーションに加わりました。
そして70年にはMk-3モデルへ進化するが、フロントグリルはブラックアウトされ74年にはついに大型ウレタンバンパーとなり、80年にそのモデルライフを終えます。
シリーズの最後に、MG-Cについても少し触れておきましょう。
このモデルは、ビッグヒーレーの3ℓエンジンを載せたMG-Bのハイパワー・バージョンで67?69年まで生産されましたが、エンジンの重さがすべてのバランスを大きく狂わせ、本来のスポーツカーとしての魅力が低下してしまい、2年あまりでフェードアウトしてしまいます。
しかしBMCは4年間のブランクの後、73年にローバーV8を搭載したMG-B GT V8がデビューさせますが、折角のハイ・パフォーマンスも今度は約5割増の価格設定が響いて、76年には生産中止となるのです。
念入りに計画して取り組んでみても、どこかでバランスを崩すとピンポイントである結果が空回りしてしまう事の方が、当たり前に山ほどあるのだ。Rosso Jun.2001/NEKO PUBLISHING CO.,LTD.
59年にはボアを拡大し1600に発展したMG-Aは、61年にMk-2へ進化し次期モデルに繋ぐ62年まで販売され、62年9月にはMG-Bがデビューし、このモデルは18年に渡るロングセラーになるのです。
モデルチェンジして50年代の丸みが削られたモダンなプロポーションになり1792ccまで排気量UPされ、3年後にはMG-B・初のクーペボディとなるMG-B GTがバリエーションに加わりました。
そして70年にはMk-3モデルへ進化するが、フロントグリルはブラックアウトされ74年にはついに大型ウレタンバンパーとなり、80年にそのモデルライフを終えます。
シリーズの最後に、MG-Cについても少し触れておきましょう。

しかしBMCは4年間のブランクの後、73年にローバーV8を搭載したMG-B GT V8がデビューさせますが、折角のハイ・パフォーマンスも今度は約5割増の価格設定が響いて、76年には生産中止となるのです。
念入りに計画して取り組んでみても、どこかでバランスを崩すとピンポイントである結果が空回りしてしまう事の方が、当たり前に山ほどあるのだ。Rosso Jun.2001/NEKO PUBLISHING CO.,LTD.