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Scrap Shot

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11 2009

My Vespa

003-1.jpg右画像の中に、以前所有していたモデルがあります。
2002年後半に手放してしまいましたが、合計4台乗り継いだ「My Vespa」について少し触れてみましょう。そもそもベスパに乗り出したのは、今から21年前の1988年10月でした。
最初は右も左も真ん中すら判らず、取り敢えず乗ってみたのが「125ES」という台湾製のライセンス生産物で、一通りのトラブルに見舞われます。(※モーターロックNo,4 PORTRAIT/1・2に掲載)

その後3ヶ月も経たない内に、本場イタリア製の「125ET3 Primavera」に乗り換え、その3年半後には「'66 150std」に辿り着くのです。丸々としたヒップラインの旧ラージボディは、見て・乗って・弄ってと三拍子で楽しめるモデルでしたが、諸事情により泣く泣く手放します。

003_2.jpgそして一年のブランクを経て、最初のベスパから7年後の1995年に、更にデカ尻となる念願の「'62 160GS Mk-1」を、手に入れるのでした。160ccという排気量に見合った性能は、現代でもストレスを感じさせず旧車の丸みを最大限に残した外観と共に、歴代ベスパの中でも常に人気ランキング上位に入る究極の1台に仕上っていると思います。そういうタイミングには様々なハードルが付き物ですが、何故か不思議とクリアできてしまうのが「何事にも通じる縁」かなと感じるワケです。※ホワイト/マルーンのツートン(左記画像)

今は所有物が無い状態で寂しい限りですが、色んな意味で機会があれば乗りたくなるスクーターなのです。
Rosso Aug.2001/NEKO PUBLISHING CO.,LTD.