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Scrap Shot

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24 2013

Remake

過去の作品を振り返ると、大なり小なり純粋に焼き直したい衝動に駆られる場合があるのは事実です。
ひと昔前に雑誌連載をしてた頃、何編か自作リメイクを手掛ける事もありましたが、久し振りに読み返してみて違和感の無いレベルをキープしてたので安心しました。
154.jpg勿論、雰囲気を壊さない程度の隠し味を付け足して仕上げるので、前作とはニュアンスの違いがあっても根本的なテーマは同様です。ただ、前向きな理由としては「焼き直したい衝動」ですが、裏事情となる「切迫する〆切り」によって、その場凌ぎにすり替わる危険性があります。言い訳すると、当時は月刊誌2本を一人で抱え身を擦り減らす日々に全く余裕がなく、様々な手段を尽くしても新作を描けない時があったのですが、商業誌に穴を空ける訳にはいきません。

しかし、リメイク出来る作品にも限りがあります。
その後暫くしてから、自分で決めたあるボーダーラインを超えた所で、潮時として連載終了の決断をしました。
やはり「過去作品を意図的に煮詰めるのはOKですが、依存してしまうのはNG」なので、ダラダラと悪循環を続けるよりは区切りのタイミングに丁度良かったと思ってます。