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Scrap Shot

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28 2011

Bracket

120.jpg微妙な変化にお気付きのマニアしか理解出来ない自己満足の世界に、ハマってしまう悲しい性の世太郎です(笑)
数あるアクセサリー・パーツを、そのまま装着するだけでは面白くないので、必要最低限のパーツ以外は極力付けず、シンプルに個性を醸し出す「スペアタイヤ・ブラケット」を、ワンオフ・オーダーメイドで依頼しました。

今回お世話になったのは、地元にある鐵材屋さんの「木下商店」で、鉄・ステンレス・アルミ・銅などの材料小売りから金属の修理加工・制作、更には英語まで習えるスペシャリストです。ご本人もP125Xに乗っているので、その関係で一緒にツーリングに行ったり昔から色々とお付き合いして頂いてる友人ですが、話し易い人柄なので取り敢えず相談してみた所、二つ返事で快諾してくれました。

まず思い付きの理由として、ビンテージ・シリーズの足元がスペアタイヤの所為で狭く、引っ掛かって何度か危ない目に会ったので、後方に移設したいと思ったのがキッカケです。ところが、スポーツ・シートが付いている為に普通のリアキャリアが付かず、直付けでは借用中の綺麗なシートに穴が空くので、下記画像の様にET3のホイール形状を利用して取付られるブラケット製作に至った訳です(イメージは、50年代風マウント)
ノーマルに戻す事も頭に入れながら、取付けにあたって色々な問題(位置や強度等)があったのですが、何とかクリアして無事装着できました。特に驚いたのが手早い作業で、打ち合わせで頼んだ翌々日には台座&ステーが完成し、見に行ったその日の内に現場合わせで取付け終了した事です。(※全行程を含めて3日程度)

120_2.jpg細かい割に儲けが少ない仕事で恐縮でしたが、流石に創業大正十二年のお店は期待を裏切りません。
広い世の中、同じ様に取付けてるオーナーも居ると思いますが、元のフォルムを崩さない自然な仕上がりに満足してます。何気にET3のメーターが「9999」と嬉しいカンジに揃ってたので、最後の1桁だけ少し帳尻を合わせて記念撮影しました(笑)